米海軍横須賀基地で原子力空母ロナルド・レーガンの艦載ヘリの同艦甲板への墜落事故に対して抗議のスタンディングと抗議の申し入れ文を手交

昨日夕方、米海軍横須賀基地で原子力空母ロナルド・レーガンの艦載ヘリの同艦甲板への墜落事故に対して抗議のスタンディングと抗議の申し入れ文を手交してきました。
申し入れ文は以下の通りです。

在日米海軍司令官
グレゴリー・フェントン少将様

2018年10月25日
三浦半島地区労働組合センター
神奈川平和運動センター
非核市民宣言運動・ヨコスカ
ヨコスカ平和船団
連絡先:横須賀市本町3-14山本ビル2階 tel,o46-825-015

原子力空母ロナルド・レーガン艦上での
ヘリコプター墜落事故についての申し入れ|

10月19日、フイリピン海に展開している米海軍原子力空母ロナルド・レーガン艦載機で、厚木基地を拠点とする第5空母航空団所属のヘリコプターMH60シーホークが同空母の飛行甲板に墜落しました(2018.10.19、朝日など)。MH60は離陸直後に墜落し、搭乗員4人と同艦の乗組員8人の計12人が負傷する重大事故でした。
MH60は厚本基地周辺での飛行訓練が多く、「現在、基地周辺で最も運用が危惧されている」(石岡厚木爆同委員長、2018.10.17、朝日)艦載ヘリで、厚木基地周辺住民の多くが「墜落の危険を強く感じている」(厚本爆同他の10.25ヘリ事故抗議申し入れより)航空機と指摘されています。
厚本基地では本年7月に、米海軍所属のM H53ヘリが、厚本基地離陸直後に窓枠を落下させたばかりであり、昨年から続いている沖縄でのヘリ事故の多発もあって、ヘリコプターの安全性に対する疑間が高まっています。
今回の墜落事故は、ヘリコプターの墜落事故であると同時に、原子力艦船の事故でもあります。墜落による火災発生が、原子炉を含む重大事故に繋がらないと誰が断言できるでしょうか。
昨年、横須賀を母港とするイージス艦が連続して深刻な事故を起こしました。海外母港であるが故の訓練不足、乗組員の疲弊等は、同じく海外母港である原子力空母にも無関係とは思えません。米海軍は速やかに墜落事故の全貌を明らかにし、海外母港の見直しを含む対応策を明らかにすべきです。
ヘリ事故について、在日米海軍司令官へ強く抗議するととともに、次の5点を申し入れます。
1、事故機種の市衛地での飛行を中止すること.
2、本事故について早急に事故原因の究明を図り、結果を公表すること。
3、再発防止策を講じ、徹底した飛行の安全管理を行うこと。
4、再発防止策を公表すること。
5、イージス艦の連続事故に関して行われた会計検査院等の勧告についての改善策や、実施の現状について速やかに公表すること。

 

(facebook  Nさんの記事より)

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