「戦争法廃止」火曜日JR青梅線駅前スタンディング 第132回 福生駅

2月13日18:00~19:00 
「戦争法廃止」火曜日JR青梅線駅前スタンディング

第132回 福生駅


先週からの腹具合の悪さが落ち着かず、仲間が開いた沖縄映画会もパスしてしまった。

気持ちは、半主催者なのだが、義理を欠いて自重という最近の身の処し方にしたがって失礼した。
しかし、参加したいものが参加できる時に参加するというこの駅前スタンディングには、

まったく箍のない取り組みであるにも関わらず万難を排して参加するという一貫性のないこだわりに

縛られて「出勤」し、余計に体調を悪化させたりする。

 

西口階段の踊り場で、「イマジン」を流しながらビラを配る。

青梅総合の女子生徒が昇って来た。

「この間の農林太鼓の発表会見に行ったよ。感動した」と声をかけると、満面の笑顔でビラを受け取り、

「ありがとうございました!みんなに伝えておきます」と上がっていった。


「福生は、基地関係の米軍関係者だけじゃなくて、ベトナムとか、アジア系の人が多くなったね。

そういう工場があって、寮に入っている人も多いみたい」と仲間が話している。


高校生も、ここが圧倒的に多い。

男子学生に声をかけると、「青峰学園高校です」と教えてくれた。

登ってくるのは、福生高校、羽村高校や瑞穂農芸、そのほか、都内まで通っている、

よくわからない制服の子も通期客に交じってたくさん降りてくる。


部活の帰りだろうか、ジャージ姿の子にビラを渡すと、「イマジン、素敵ですよね。大好きです」と

話しかけてくれた。

「ほう!」と思いながら、「ねえ、オリンピックの開会式でイマジンやったでしょ。見た?」と聞くと、

「見ましたよ。このタイミングでこの曲が!?って、感動して涙が出そうになりました」という返事。


商業主義と政治にまみれたオリンピックは決して見ないことを信条にしているのだが、

今回だけは、その禁を破ってあえて見た。

南北統一を目指す文在寅大統領の意気ごみを共有したいと思ったからだ。

繰り広げられた開会式演出のパフォーマンスは、大手メディアや日本政府などの穿った宣伝など

ものともせず、多文化、多様性を意識し、終始一貫、対話と歩み寄り、共生を表現して、

オリンピック憲章の平和への願いを十分に表現していた。

そこに、我が「イマジン」が老若男女多彩な歌手によって歌われたのだ。

だれもが胸を揺すぶられずにはいない。


「寒いですから、風邪に気を付けてがんばってください」と言って階段を上っていく彼女の声に

励まされ、また、ビラを配る。

 

(facebook  Bさんの記事より)

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