1月23日18:00~19:00
「戦争法廃止」火曜日駅前スタンディング
第129回 青梅線河辺駅
昨夜来降り積り、昼の陽光を浴びて溶けた雪が、
午後6時ともなると青梅線河辺駅周辺では、すでに凍てついている。
マイナス5度という寒さに耐えて行き交う人々は、なりふり構わぬ防寒の装いで、
足元はブーツや長靴が多い。
大雪の直後も、常の2時間前に出勤したという女性もニュースで話していた。
勤勉な日本人というのだろうか、人々は、おびただしい中国、朝鮮の「脅威」
というフェイクニュースにまみれて、「戦争法」という言葉は、
頭の隅に残っていても、それどころではない現実を負い、ポスターの文字を
目の端にとらえながらも行き過ぎていく。
仲間の一人が、「中国が攻めてきたらどうするんだと言われたよ」と報告していたが、
国と国との諍いや政治的駆け引きに巻き込まれてしまった心理に、
民人の立場で平和を話すことの難しさと虚しさを同時に感じてしまうことがある。
国は、人のためにあるのではなく、人が国の争いに使われているのだという認識を
共有したいと思う。
戦後補償裁判が物語るように、国の戦いに巻き込まれ、負傷したり、
命を失ったりした人々を、国は顧みることをしない。
国を代弁するものは、「働き方改革」などと、経済成長?を最優先課題のように
信じ込ませるのに躍起だが、「産めよ増やせよ国のため」と同様、
150年後によみがえってきている「富国強兵」の亡霊を強烈な防虫剤を散布して
駆除したいものだ。
雨にも負けず、豪雪にも負けず、アベには決して負けない人々のつながりを
作り出すために、今日も、河辺駅前に立ち続ける。
(facebook Bさんの記事より)
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